灼熱の大地を疾走せよ! オーストラリア700km
2015年1月4日放送
世界で最も古く、
最もタフなマウンテンバイク耐久レースが
真夏のオーストラリアで開催される。
その名も「クロコダイル・トロフィー」。
距離も環境の過酷さも桁違いのレース。
舞台は200年前、
探検家たちを次々に死に追いつめたアウトバック(人口希薄地帯)。
超乾燥の土漠ではむき出しの太陽が
レーサーたちの肌を容赦なく焼き、
高湿度のジャングルが体力を奪う。
またほとばしる水流やアップダウンの激しい山道、
刺のある植物が茂る藪道が立ちはだかる。
さらにコース周辺に宿泊施設はなく、
選手は大会本部が用意したテントで野宿を強いられる。
夜も気温が下がらず、クーラーのない場所で
選手は熱中症とも闘わなければならない。
通常、1日の走行距離が100kmを超える事がない
というマウンテンバイクレース。
しかも舞台は、今年の夏、異常気象で
連日50度を超える猛暑に襲われたオーストラリア。
空撮やオフロード車による追走撮影などを駆使し、
選手たちの熱き戦いに迫る!
<クロコダイル・トロフィーとは>
世界で最も古く、最もタフなマウンテンバイク耐久レース。
気温は摂氏40℃を越える真夏のオーストラリアで開催される。
コースは9ステージ全長770kmに及ぶ。(日本の最長レースは100km)
今回で20周年を迎える。
節目の大会にふさわしくコースを一新するとともに、
選手もツールド・フランスなどに出場する強豪ばかり50人が選ばれた。
<番組で紹介した出場者>
池田祐樹(いけだゆうき)さん
(ヒマラヤで行われた高地山岳レースで準優勝するなど、
耐久・冒険レースで華々しい実績を残してきた。)
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